カナディアンロッキーで暮らす茶道とカルトナージュ愛好家の日々
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築150年の古民家拝見
中国自動車道、津山インターから県道26号を吉井川に沿って20分ほど南下、久米郡美咲町柵原(やなはら)というところに、母の実妹とご家族が暮らす古民家があります。
築150年の住居、御門からお玄関を撮りました。 母の希望で、叔母の家に電話を入れてみると、当の叔母は箕面にいる二女のところへ遊びに行っているとの事…。
長女のYoshikoさんが、お天気もいいし、母にも会いたいので、ぜひぜひお寄りください!とおっしゃってくださったので、お言葉に甘えて、お訪ねすることにしました。
玄関の左手、住居の南側に沿って庭園が続いています。 昨年の夏、平成の大改築を終えた古民家は、いまやモダンな住空間を持つ、使いやすい2世帯住宅へと大変身していました。
とはいえ、私がここを訪れるのは今回が初めて…。
生後6ケ月で実父母の元を離れ、実父の姉夫婦の養女となり、生家から車で2時間近く離れた町で、ひとりっ子として育った私は、実兄姉のことも、長い間、従兄や従姉と信じて育ちましたゆえ、叔母(実母のこと)の妹の家を訪ねるチャンスなどもなく、大人になるまで、この家で育った2人の従姉妹の存在すら知らずにいたのですから…。 お玄関の迎え畳と、奥に続く横一畳の長い廊下の始まりに活けられた季節の生花。
叔母も、近年、ご夫妻で家督を継いで大阪から故郷に帰って来られた長女の
Yoshikoさんも、生け花の師範との事。どうりで、家中のあちこちに、見事な生け花があり、ここは老舗の旅館?と思わせるほど。 日本画は、Yoshikoさんのお義母さま作の「芙蓉」。
お花はほとんどお庭か、裏山に咲く木の枝ものとは、何ともうらやましい環境。 ここはご家族が揃ってTVやビデオを観るお部屋。 中ノ間にデンとある、大きな囲炉裏付きの座卓。3年前に亡くなった叔父が生前愛用していたという鉄瓶達がまだまだ健在。 奥ノ間と仏間の間の「欄間」は元のまま。 仏間の床には叔母の見事な「書」…。 広々したお家を拝見してびっくりしている私に、1歳半の長男を連れてお里帰りされているYoshikoさんのご長女が、ダイニングでお茶のご用意をしてくださいました。 お庭と、勢いよく泳ぐ鯉のぼりを眺めながら、母と一服、薄茶を戴き、ほっこり…
お茶を戴いた後、Yoshikoさんが、よかったらちょっと見てほしいものがあるの…と言って案内してくださったのは… 以前はふすまの奥に隠れていた階段。 そこを上がると… F家ミュージアムが!!
蔵にあったものなど、並べてみたそうですが、サプライズコーナーですよね! かやぶき屋根の裏を見せているのも、なかなか興味深い…。 元お台所の吹きぬ部分からの画像。今はリビングとして、開放的な空間に変わっています。 上がってきた階段を見下ろすと、蔵にあったと言う大瓶が、途中の空間に居心地良く座っていました。
いやはや、こんな風に大改築して住みやすくなった古民家を拝見したのは、初めてです。
改築の設計と施工は住友林業、改築に当たり参考にしたのは瀧下嘉弘の著書だそうです。
同じく150年の古民家を受け継いだ私…こんな風に実家を大変身させることが出来たら、亡くなった養父はどんなに喜ぶことでしょう…。
立派に受け継がれているF家と、年に一度の庭の草刈りを業者任せで行うことと、帰国の度にお墓参りに帰るのがやっとで、今は荒れ放題になってしまっている私の家…自ら選んだカナダ移住ですが、この大きなギャップに、心が痛みました…。
柵原から1時間ほどで、新見に到着。
無事母を実家へ送り届け、後一晩一緒に過ごして、京都へ戻りました。
次に会えるのは、秋かな…
どうぞ、お元気でいてくださいね、お母さん。
また柵原へ、おばさんに会いに行きましょう^^
築150年の住居、御門からお玄関を撮りました。
長女のYoshikoさんが、お天気もいいし、母にも会いたいので、ぜひぜひお寄りください!とおっしゃってくださったので、お言葉に甘えて、お訪ねすることにしました。
とはいえ、私がここを訪れるのは今回が初めて…。
生後6ケ月で実父母の元を離れ、実父の姉夫婦の養女となり、生家から車で2時間近く離れた町で、ひとりっ子として育った私は、実兄姉のことも、長い間、従兄や従姉と信じて育ちましたゆえ、叔母(実母のこと)の妹の家を訪ねるチャンスなどもなく、大人になるまで、この家で育った2人の従姉妹の存在すら知らずにいたのですから…。
叔母も、近年、ご夫妻で家督を継いで大阪から故郷に帰って来られた長女の
Yoshikoさんも、生け花の師範との事。どうりで、家中のあちこちに、見事な生け花があり、ここは老舗の旅館?と思わせるほど。
お花はほとんどお庭か、裏山に咲く木の枝ものとは、何ともうらやましい環境。
お茶を戴いた後、Yoshikoさんが、よかったらちょっと見てほしいものがあるの…と言って案内してくださったのは…
蔵にあったものなど、並べてみたそうですが、サプライズコーナーですよね!
いやはや、こんな風に大改築して住みやすくなった古民家を拝見したのは、初めてです。
改築の設計と施工は住友林業、改築に当たり参考にしたのは瀧下嘉弘の著書だそうです。
同じく150年の古民家を受け継いだ私…こんな風に実家を大変身させることが出来たら、亡くなった養父はどんなに喜ぶことでしょう…。
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次に会えるのは、秋かな…
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| 2011-04-15 12:55
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