カナディアンロッキーで暮らす茶道とカルトナージュ愛好家の日々


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教授者講習会@表千家同門会北加支部

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これはサンフランシスコの日本人街の一角にある日米会館内のお茶席。さすが中村昌生先生の設計、想像以上に立派な広間『臨和軒』と小間『直心庵』を拝見し、なんだかとっても嬉しくなりました。
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5年前、日本を離れカナダに移住が決まっていたので、20年近く所属した表千家同門会・京都支部から次の所属をどうしようかと思っていた時、とあるパーティーで久田宗也宗匠とお話しする機会がありました。ご相談したら『北加支部には立派なお茶室があるから、そちらに所属なさったらよろしいでしょう』と言うお言葉を戴き、迷いもなく移籍しました。

毎夏、北米にある北南カリフォルニア支部は、お家元から講師をお招きして講習会が開かれていますが、移籍して5年目、初めて教授者として参加しました。
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日本人街の一角にある日米会。1階は講演会などに使えるホール、2階は事務所と控室、3階に8畳広間のお茶室と小間のお茶室があります。
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6日は教授者講習会、7日は資格者講習会、8日は一般講習会と言うことで、5日朝にカルガリーから直行便でサンフランシスコ入りし、午後から到着される松原宗匠と菅田講師を、北加支部の方々とご一緒に空港でお迎えしました。
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教授者講習会の点前座。今回の講習テーマは『炭所望』、表千家習い事13箇条の一つで、亭主の所望により客が炭をつぎます。特に定めはありませんが懐石の用意が遅れたとき、あるいは後炭のときの一座の興にいたします。巴半田の濡れ灰の作り方がなかなか難しもので、菅田講師に直々習うことがきたのはラッキーでした。
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7日は「七事式」のなかの且坐(さざ)。「且坐」は5人で稽古します。稽古するもので、正客・・・花を活ける、次客・・・炭を直す、三客・・・香を焚く、亭主・・・・お濃茶を点てる、半東・・・薄茶を点てると、広間の茶席に席入りをし、水屋には花台(花はあらかじめ用意)・炭斗(炭を組んだ籠)・香台(香を焚く道具をセット)・濃茶を点てる道具を準備して置き、亭主の声掛かりで、正客から順々にお点前を始めます。「且坐」は一度に全ての所作が入ったお点前の稽古が出来るため、大変勉強になりました。
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広間のお水屋、きちんと整えられています。6月には北加支部創立40周年の記念行事があり、お家元から唐津焼の数茶碗100碗が寄贈されました。
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40周年の記念品として北加支部の会員に配られたお干菓子盆は、前端雅峯作。表千家家元・而妙斎宗匠の朱が入ったもので、大切に使いたいと思います。
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画像はお席が終わってから撮ったもの、すっかりお菓子が減っています(汗)

せっかくサンフランシスコに行ったのに、講習会に出席しただけで、一切観光する時間もなし。でも、久々に本物の茶道に触れることのできた3日間でした。
9歳で入門した「茶の道」、いつの間にか私の体に染みついてしまったのか…遠い外国でこんなひと時を過ごすことができて、大変満ち足りた気持ちでいっぱいになりました。
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by canadianlife | 2010-08-06 22:47 | 茶道 | Comments(8)
Commented at 2010-09-15 02:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by canadianlife at 2010-09-18 15:56
カギコメさま
メールを差し上げました^^
Commented by yamasyakuyaku at 2011-08-29 10:07
でたっきり邦人から辿ってやって参りました。中村昌雄先生は、私の恩師に当たります。サンフランシルコでも作っていらっしゃるんだあ、なんて思いながら読ませていただきました。大島を眺めていらっしゃる御宅は、宮岬カナ・・・・
Commented by canadianlife at 2011-09-05 13:35
yamasyakuyakuさま

コメントをいただいておりましたのに、しばらく忙しすぎて
すっかりBlogを放りっぱなしにしておりました…。

先日、1年ぶりにサンフランシスコの講習会に参加、今回はこのお茶室
でお稽古をさせていただきました。

そうです!大島が見えるのは宮岬に建つ、友人のお宅です^^

yamasyakuyakuさまのBlogにもチラリと遊びに行かせていただきました。
建築家でいらっしゃるのですね!
またゆっくりとお邪魔させていただきたいと思います。
Commented by yamasyakuyaku at 2011-09-07 22:08
ご返事、有難うございます。
私のコメントを読むと、恩師なのに昌雄と書き間違いをしている。恥ずかしい。先生のお茶室は、琵琶床が必ずといって言い程、付いてますね。
又、訪問させていただきますので、宜しくお願いします。
Commented by canadianlife at 2011-09-12 13:20
yamasyakuyakuさま

中村昌生先生、ニューヨーク郊外のとある豪邸内のお茶室も
設計されていました。

京都でもあのような立派なお茶室はなかなか見ることができない
というほど立派なものでした。

こちらにあるお茶室の多くは、お茶の心得のない現地の大工さんが
図面を見ながら作るので、お金を掛けているのに、結局中途半端な
ものが多くて本当に残念です。



Commented by yamasyakuyaku at 2011-09-14 10:25
日本でもお茶室を施工出来る大工さんは、少ないと思います。

中村先生の場合は、一旦、京都で組み立てから、解体、運搬し、更に安井杢工務店なんかが施工するのでしょうから、完璧でしょうね。
Commented by canadianlife at 2011-09-14 14:21 x
yamasyakuyakuさま
NYのお茶室は、おっしゃる通り、一度日本で組み立て完璧なものにしてから解体し、チャーターした船で運んだものだそうで、日本でもあれほどのものはなかなか見ることができないという、立派なものでした。
安井が選んだ職人さん達が大勢アメリカに来て、3ケ月間掛けて組み立てたと聞きました。
ここまで来ると、もう…ただただ、お施主さまの財力に敬服です。

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